ゲーマあやぴんの蜃気楼

あやぴんの蜃気楼、つまり雑記ブログです。

eスポーツ部が絶対成立しない理由をゲーマーがまとめてみた

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ちなみにあやぴんは部活動で軽音楽部やってました。
楽譜通りに演奏しないでどれだけ楽をするか考えてました。

 

皆さんこんにちはあやぴんです。以前、eスポーツは教育に良いということで解説した記事を作成いたしました。まだ見ていない方は是非見てくださるとうれしいです。

www.ayapinblog.com

こちらの記事では、eスポーツ部賛成立場で意見を述べました。簡単に内容をまとめると「勝つという目標に対して、情熱を持って取り組めるならeスポーツ部があっても良い」です。その内容で記事を作成した後、いろいろ考えてみてそもそもeスポーツ部が成立するのは難しいという結論に至りました。前述のとおり私は賛成派ではあるのですが、今回は反対側の視点で解説したいと思います。

 

eスポーツ部を成立させるのが難しい理由

eスポーツ部を作って真剣に活動するためには、目標が必要です。eスポーツでいうと試合に勝つということですね。このような目標を目指して努力できる環境を作れるのかという点で考えたところ、障害となる壁がいくつかあったので解説したいと思います。

継続して大会を開催できない

eスポーツには必ず大会が必要となります。大会で優勝したり良い成績を残すことを目標にプロゲーマーたちは日々トレーニングを続けます。もし、部活動でeスポーツ部をやる場合も同様で大会が必要となります。他のチームに勝つためにひたむき努力することがより良い部活動につながるのです。

しかし、高校生のためのeスポーツ大会が実施できるのかと考えると難しいと思われます。なぜなら、プロゲーマーが参加する本場のeスポーツ大会でさえ、日本国内で継続的に大会を実施できているものは少ないからです。日本国内でリーグ戦を行っているゲームはいくつかあります。例えば、「リーグ・オブ・レジェンド」「PUBG」などが挙げられます。日本国内でeスポーツリーグが開催されるようになったのはここ数年の話で、リーグ戦をやっていることすら知らない人が多いと思います。プロのeスポーツの環境ですら整っていない環境です。

そんな状況で高校部活のeスポーツ大会の環境を整えられるはずがありません。大会環境が整えられないすなわち目標を持てないということになるので、真剣にeスポーツ部の活動を取組むのは難しいのではないでしょうか。プロで言うと「フォートナイト」というゲームが人気でプロチームが作られていますが、国内での大会はほとんど実施されていないため、公式大会に一度も出場できずに解散したチームも多いです。今の環境でeスポーツ部を作っても同じようにほとんど活動できずに解散するのが目に見えています。

どのゲームタイトルの大会に出るのかという問題

また、そもそもどのゲームタイトルで活動するのかも問題にあがります。部活動で取り組む場合、2年以上継続して活動できるタイトルが必要となります。しかし、ゲームは数年で数多くのタイトルが発表されるので流行りの変化が激しい市場です。そんな中で数年単位で継続して活動できるようなゲームタイトルは少ないです。

また、前述の公式大会を開くとなっても、この問題はつきまといます。日本国内で一定の人気が継続しているタイトルにする必要があります。そんなタイトルを絞るというのは難しいと考えられます。

部活動ではなくサークルや同好会ぐらいが良い

以上がeスポーツ部の活動を成立させるのが難しい理由です。公式大会が難しいのであればやはり同好会やサークルが活動するのでは良いのではないでしょうか。同好会などで同じゲームを頑張りたいという人を集めて、非公式大会に出場するなどが現実的だと思われます。eスポーツがプロスポーツリーグ並みに環境が整えば、部活動もありなのではないでしょうか