ゲーマあやぴんの蜃気楼

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ゲーム開発会社社員によるネットで儲けるために絶対に必要な1つの条件

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みなさんこんにちはあやぴんです。最近はYouTubeやブログとインターネットを利用して収益を得ているというのは当たり前ですよね。また、最近はアプリや有料写真素材の販売、ノウハウの売買など多様化も進んでいます。そのような様々なインターネットにおける商売において、儲けているものに共通したポイントがあります。アプリゲーム開発をするゲーム会社で働いている経験をもとにこの結論に導きましたので、ご紹介したいと思います。

 

ネットで儲けるために絶対に必要な条件

ネットで大きな利益を出しているサイトは数多く存在します。SNSサイトや通販サイト、動画配信サイトやブログなど種類も豊富にあります。様々な形態のサイトがありますが、共通している点があります。それは「多くの人が利用している」です。2018年の日本の月間サイト利用者数のデータを見ても、ランキング上位に来ているサイトは有名サイトのみです。

日本におけるトータルデジタル利用者

  1. Yahoo Japan(6,743万人)
  2. Google(6,732万人)
  3. YouTube(6,276万人)
  4. LINE(5,973万人)
  5. Rakuten(5,051万人)

引用:https://ecnomikata.com/ecnews/21272/

なぜ利用者が多いと利益が出るのか

なぜ、利用者が多いとネットで儲けることができるでしょうか?その理由は大きくわけて2種類あります。どのような形で売り上げを出しているかによって、2種類のどちらに当てはまるかは異なりますが、基本的に2つの理由のどちらかに当てはまります

理由1 人が集まると広告掲載による収益が可能

まず1つ目の理由として、人が多く集めるサイトであれば広告を掲載して、広告費を得ることができるからです。広告主としては、なるべく多くの人に広告を見てもらいと思うのが自然です。そのため、人が集まるサイトには自然と多くの広告が集まります。逆にサイト側は、人が多く集まるほど単価を上げることができます。ネットの世界では人が多い=収益を生むいうのが基本となります。

理由2 人が集まると一人当たりの単価が高くなりすぎない

次の理由は人が集まると一人当たりの単価が高くなりすぎないという点です。人が集まっていないサイトを運営する場合、利益を出すためには一人当たりの単価を高くするしか方法はありません。そのため高単価なサービスを展開することとなり、ほとんどのユーザーはそのWebサービスを利用しなくなります。結果的には高単価でも支払いできるごく一部のユーザーのみに売り上げを頼るという不健全な運営となるのです。多くの場合は不健全な運営を続けていると最終的にユーザーが離脱し、運営が困難になります。

この理由に当てはまるものとして基本無料で課金要素があるゲームサービスが該当します。実際にあるゲームで理由と『パズドラ』がまさにその状態です。一時期ほどユーザー数は減っているため、客単価を高くするためのガチャを導入しています。昔はすべてのガチャは魔法石5個で1回実行できましたが、最近では倍の10個で1回というガチャを多く開催しています。このように人が減ると客単価を上げる必要となり、ついていけないユーザーの離脱につながってしまうのです。まだ、『パズドラ』は踏ん張っていますが、さらにプレイユーザーが減ったときにはどのような結果になるのか注目です。

人が多いサイトを目指すには

以上が、ネットで儲けるためには必要な条件である説明です。では、人が多いサイトを目指すにはどのようにすればよいのでしょうか。簡単に言うと「敷居の低さ」「サービスの質」「更新スピード」だと考えます。敷居を低くして人の流入を促し、質の高いサービスとスピード感のあるアップデートにより離脱を防ぐというのが原則です。ただ、それが一番難しく、多くのWebサービスが常に考えなくてはならない点であるのです。