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光トポグラフィー検査とは?鬱病を調べる脳検査したときの話

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みなさんこんにちはあやぴんです。突然ですが、私は会社の人間関係の悩みから抑うつ状態となり、会社を休職したことがあります。そのときに「光トポグラフィー検査」というのを受けました。今回はその「光トポグラフィー検査」を受けてみた結果や費用についてお話したいと思います。検討している方など参考になれば幸いです。

 

検査を受けた経緯

ゲーム会社の正社員として働いていたある時、人間関係から休職をしました。その時にある心療内科にお世話になっていました。休職時は精神安定の薬と睡眠薬を処方してもらい、体調を整え一度復帰しました。しかし、復職明けも思うように出勤できない日が続きました。

その時にお世話になっている心療内科の先生に相談してみて「光トポグラフィー検査」を勧められました。というのも、問診だけでは「鬱の疑いがある」という診断しか出せませんでしたが、「光トポグラフィー検査」では正式に鬱かどうかの診断ができるので、その結果に合わせて治療ができるとのことでした。思うように復帰できていない状態だったので、悩みましたが私は検査を受けることを決意しました。

光トポグラフィー検査とは?費用や結果について

光トポグラフィー検査とは

光トポグラフィー検査は、『光トポグラフィー装置』を使い脳活動に伴う⼤脳⽪質の⾎中ヘモグロビン濃度変化を計測します。この装置は脳の状態を測定するための機器で、広告やマーケティングにも活⽤されている機械です。光トポグラフィ技術は、微弱な近⾚外光を⽤いて⼤脳⽪質部分を計測し画像化します。⾝体への負担が少ない計測技術です。

光トポグラフィー検査 うつ予防ナビ|新宿ストレスクリニック精神保健指定医監修

 「光トポグラフィー検査」とは脳の血液の流れを測定することで、鬱病かどうかを調べる検査です。大きな特徴としては、鬱病を数値として計測できる点が挙げられます。また、大きな副作用はなく、体への負担が少ないとされています。

検査方法と結果

 「光トポグラフィー検査」ではまず、頭に専用の測定器を装着します。実際に装着した器具は痛くはないですが、キツめに装着することが必要でした。測定器を装着した状態で、簡単な課題が出されるのでそれに回答するという流れでした。私が受けた課題は「画面にひらがな1文字が表示され、その文字から始まる言葉を言う」というものでした。そういった課題を行っているときの脳の血液の流れを調べるという検査方法となります。

検査方法の流れ

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光トポグラフィ―検査(NIRS) | メディカルケア虎ノ門

 

検査結果はすぐにその日の内に分かることできます。私の場合は30分程度で結果を教えてもらえました。脳を測定し、脳内ヘモグロビン濃度をグラフとして表すことができます。そのグラフの形から鬱かどうかの判断することができます。具体的には「うつ病」「双極性障害(躁うつ病)」「統合失調症」かどうか検査すること可能です。

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 光トポグラフィー検査 うつ予防ナビ|新宿ストレスクリニック精神保健指定医監修

 保険適用外?費用について

 「光トポグラフィー検査」は条件を満たしていれば保険適用されます。条件については「抑うつ症状の鑑別診断の補助に使用するもの」などが挙げられます。ただ、私の場合抑うつ状態として診断されていましたが、問答無用で適用外という扱いでした。これは、病院によって扱いが異なる可能性があるので、保険適用されるかは担当の医師の方にご確認するのが一番かと思います。

私が受けたときの費用は13,000円程度でした。調べてみましたが、13,000円前後が相場になるようです。ただ、費用も病院によって異なるので、受ける病院を探す際に値段も確認するのが良いかと思います。

実際の結果はどうだったのか?

ここからは私の結果についてお話したいと思います。前述のとおり、私は「抑うつ状態」という診断で治療を受けて、一度復帰しました。しかし、復帰後も休んでしまったり、うまいこと仕事に復帰できていない状態で「光トポグラフィー検査」を受けました。

結果的には「健全でも鬱でもない」という診断結果でした。私は生まれつき「課題に対して反応が敏感」という体質があり、それによってストレスを生みやすい可能性があるとのことでした。あくまで体質なので、鬱病という診断を受けることはできませんでした。結果的には、ちょっとずつ仕事になれてゆっくり復帰するという選択肢しかなく、新たな治療法を受けられないということになりました。

お悩みの方はご検討してみては?

以上が「光トポグラフィー検査」についてです。「光トポグラフィー検査」は実際の数値として鬱かどうかを検査できるので、自分は鬱病なのかな?と悩まれてる方は検査するなど検討してみてはいかがでしょうか。