【心理学】ネットで傷ついた経験がある人の特徴と対策方法
みなさんこんにちはあやぴんです。
最近ではネットに長い間活動されている方も多いと思います。ネットで活動していると傷ついてしまう経験をしたこともあるのではないでしょうか。
今回は心理学的にネットで傷ついた経験がある人はどんな特徴があるのか?また、ネットで傷つかないようにするためにどのようなするべきかを解説したいと思います。
ネットで傷ついたことがある人の共通特徴とは?
利用頻度が高ければ自ずとネットを介して傷つく経験が多いのではないか.あるいは,ネットを介して傷ついた経験があるために利用しなくなる場合もあるだろう.そのため, 承認欲求の高低とネットを介して傷ついた経験の関連を調べた.
~中略~
その結果,承認欲求の高い者はネットを介して傷ついた経験が高いことがわかった
引用『承認欲求とソーシャルメディア使用傾向の関連性 / 加納 寛子』
傷ついたことある人は「承認欲求が高い」という特徴があります。
上記の最新研究論文『承認欲求とソーシャルメディア使用傾向の関連性』では、承認欲求が高いほどネットを介して傷ついた経験があるという人が多いことがわかりました。
承認欲求とは
承認欲求とは「認められたい」という人間が持つ感情のことです。人は社会活動を行っていくうちに他者を認識し、「誰かから認められたい」と感じるようになります。具体的には「他人から褒められたい」「称賛さたい」「有名になってチヤホヤされたい」などが当てはまります。
ネットの世界でいうと「Twitterでいいねをたくさんもらいたい」「動画配信で有名になりたい」という人が該当します。特にネットの世界では承認を強く求める人が多いです。このような承認欲求が高い人々がネットで傷ついた経験をしやすいのです。
認められようとすると傷つくコメントが来る
なぜ承認欲求が高い人は傷つく経験が多いのでしょうか。
答えは簡単です。
承認欲求が高い人はネット活動を頻繁に行い、目立とうとするためです。目立つような活動をすると、自然に他者のコメントが増えます。そのコメントの中には、傷ついてしまうものも含まれています。
認められたいと思うほど、傷ついた経験が多い。
ネットで傷つかないようにするためには
ネットが原因でメンタルがやられてしまう時もあります。そうならないようにネットで傷つかない方法をまとめてみました。
認められることを目的としない
ネットでの活動の目的を「認められること」にしないことがあります。
承認欲求が高い人がネットで傷つくことが多いのであれば、認められることを求めなければ傷つくことを避けることができます。そのため、求められる以外の目的を見出すことが重要です。
その目的の1つとして挙げられるのは「活動自体を楽しむ」ということがあります。例えば、動画投稿であれば動画制作自体を楽しむことです。動画を作ること自体が楽しくなれれば、たとえ傷つくようなコメントが来ても「他人になんと言われようが自分が楽しいから活動しているので気にしない」と考えられることができます。
「楽しむ」以外にも「お金儲け」をするなど、認められる以外の目的を見出せれば他人の意見は気にならなくなるのです。
悪い意見はでも気にしない
悪い意見を気にしないということも手段としてあります。
ネットにおける誹謗中傷のコメントの中には「傷つけるつもりはない」というものも多くあります。自由に手軽にコメントをつけられるからこそ、特に何も考えないで酷いことを言ってしまう人もいます。
なので文面上は傷つくようなコメントであっても、「この人は適当に発言している」と考えられれば傷つくことを避けられます。ネットでの他人の意見はあまり気にしなくても良いのです。
自分に自信を持つ(自己承認)
承認欲求を満たすには「自分が自分も認めてあげる」という方法があります。
他人から認められたいと言うのを「他者承認」といいます。一方で今の自分に満足しているかを「自己承認」といいます。この「他者承認」と「自己承認」は表裏一体で、自分に自信がない人ほど他者に認められたいという感情が強くなります。
自分を認めることで承認欲求は満たすことができます。承認欲求が満たされれば、他者が認めてくれるかどうかは気にならなくなるのです。その結果、ネットで傷つくことはなくなります。
- 認められることを目的としない
- 悪い意見はでも気にしない
- 自分に自信を持つ(自己承認)
まとめ:大切なのは自分に自信を持つこと
これまでネットで傷つかないようにする方法について述べましたが、共通して言えるのは自分に自信が持つことが重要だと考えられます。
自分に自信を持てれば、他者からの承認は必要なくなります。同時に、他人にどんなことを言われても気にしなくなるのです。
自分を自信を持つためには、勉強や趣味そして仕事などのネット以外の活動で満たされるようにすることが大切です。具体的には「本を毎日読んで知識を蓄える」「本気で楽しめる趣味を見つける」のような活動が当てはまります。
このような活動で自分を満たしてあげるとネットで傷つくことはなくなり、同時にネット依存も解決できるのです。
ネット以外で楽しめることを探してみよう!